就活コラム

他業界チラ見指南書

はじめに

あるところに「パンが大好きで、パンが一番好きな食べ物です」と言っている女の子がいました。しかし、よくよく聞いてみると、この女の子、スパゲッティもお寿司も食べたことがないらしいのです。そんな女の子がパンがこの世で一番好きだと言ってもその好きって大したことないんじゃない?って思いますよね。

そういうことなのです。企業からしても、いろんな業界、会社の味を知ってるけど、この企業が一番好きと言ってくれる人の方が信頼しやすいものです。

今回は、視野を広げる意義を4人に語ってもらいました。

1人目:大手通信インフラ内定者

経営学やマーケティングが好きで、スタートアップの挑戦し続ける風土が好きでした。そのため、就活をはじめたばかりのときは、ITベンチャーがいいかなと思っていた。そして、そのほかの業界に興味を持っていませんでした。

しかし、私が内定先に選んだのは「大手通信インフラ」です。大手は新事業を生み出そうとあまり思っていないのではないかという自分の予想とは裏腹に、説明会や社員と話すと先進的な取り組みをしていることが分かりました。自分のイメージや偏見によって視野を狭めず、色々な業界を見て比較検討するべきだと思います。

イメージではわからないことがたくさんある。

2人目:カード内定者

就活初期からどうせ就活頑張るならなるべくいろんな業界見たうえで決めたいと思っていました!

もともと興味のあった化粧品メーカーを自分が働く視点でみたときに、「自分が好きなのは化粧品を買う&使うことであって、それを売りたいわけではない。もっと生活の根本を支えられるもの・サービスで人々の生活を良くしたい」って思うようになり、それから興味がそこまでない業界でも積極的に足運ぶ気になりました。

たまたま参加した化学メーカーのインターンで、「化学メーカーってモノづくりのインフラ的な存在やし世界的に見ても日本の化学メーカー技術すごい!」ってドはまりして一気にbtobメーカーへの志望度があがり、それからは特に意識的に業界の幅を広げようとしました!

全業界みたから、本選考エントリーで後悔しなかった

3人目:大手証券会社内定者

就職活動を始めた当初はコンサルか金融という形で絞っていました。ただなぜその二択なのか、という質問に答えることができていませんでした。そのような漠然とした思いで志望動機など書けるわけもなく、悩んでいました。

そんな時、とあるイベントに参加する機会があり、教育業界の社員さんから交流会に誘っていただきました。当時の自分は悩みを解消するために一度全く関係のなさそうな教育業界を見てみることも楽しそうだ、という考えのもと参加していました。

参加してみると、教育業界は現在、設備投資にリソースを割かなければ生き残れない、という状況になりつつあり、その設備投資のために銀行に融資を依頼していることを実際の社員の方から聞くことができました。それを聞いた時に、実社会での金融業界の立ち位置が分かったような気がしました。自分の就活の軸を非常に解像度高く理解できた瞬間でした。

全ての業界は繋がっている。その業界でないといけない理由を理解しに行く。

4人目:総合商社内定者

昔の自分の性格としては「ああすればうまくいったかもしれない」とか、「あそこでもっとこうしていれば」っていう思考過程が多かったです。ただいろいろな経験を経ていろんな人の話を聞く中で、その時「精一杯」やって出た結果なのであればそこに「もし」っていう考えは生まれないし、考える必要もないってことに気が付きました。

この考えに基づくと「視野を狭める」ことに精一杯になることは考えにくいし自分のモットーに反するので、精一杯やろうとすると必然的に視野は広がっていきました。

また、誰かの言い伝えで企業を判断するのが嫌だったので興味が少しでもあるものは時間が許す限り、すべて自分でさわり、感じ、話すことで自分なりに根拠をもって志望度の序列をつけることができました。

視野を広げる意義を聞くってこと自体が自分にとってはナンセンスで、逆説的だけど視野を狭めるメリットがおれには全くと言っていいほど感じられないというのが答え。その時考え抜いて、やりきって出した答えや結果なのであれば後で後悔することはないととらえているので、視野を広げることがしんどかったとしても、後でもっとやっとけばと思うことはきっとないと思います。

最後に

一言でいうと三者三様ですね。皆さんも就活を振り返ったときに、視野を広げる意味を自分なりに語れるぐらい納得感のある就活ができますように!次は行動あるのみです。

秋冬インターン、本選考まじで後悔しないように申し込むべし!就活は1回きりだから!